と書いた端からジョークにもならぬ事件。借金の担保に遺伝情報を。未来のサラ金の取り立て姿が目に浮かぶ。ナニワ遺伝子道か。金の匂いがすれば極道が即座に動くことは歴史が証明している。最早遺伝子研究は純粋な学問としてのんびりと成立することはなく、常に社会からの有形無形の圧力を受け、激しく反応を起こしながら道を逸れるであろう。組事務所がCERNみたいなかっちょいい研究所を抱え込み、研究者の有力な就職先となるであろう。嗚呼。