アンダーセンがコンサル部門を分離。せっかくだから、そこにいる頭のよいコンサルどもを集めて、新しい宗教の仕様書を書き上げるプロジェクトを起こしてみてはどうだろう。アジェンダは以下の通り:

  • 定義より始める(数学的対象を神と定義する、など)
  • 人間を信頼しない(信頼性の低い通信インフラ並に扱う)
  • 「欲」をベースに人間を解き明かす
  • 欲が人間を動かすエンジンであることを認める
  • 目的を達成することを「幸せ」と定義する
  • 一人の幸せが他人にとって迷惑になる場合がある
  • どんなものごとでもフェチの対象になりうる
  • 最初にどきどきしてしまった対象を一生引きずる
  • 地動説・進化論・分子生物学をベースに置く
  • XMLで記述する(ただし説得力のある美しさを伴うこと)
  • clear writingを目標にしない。明確過ぎる文章には余韻が生じない
  • 従来の宗教との互換性を考慮する。できればバーチャルマシン上にうまくカプセル化し保護する。
  • 霊魂を否定しない(形がなくとも定義は可能)
  • 祈りは人間を対象とするものと定義する
  • 地獄と天国はこの世にあるものとする
  • 人を幸せにしない「禁欲」は単なるフェチと見なす
  • 人種や民族の境目を台無しにする
  • 数学的基礎の上に構築する
  • 神(数学的対象)を知れば知るほど充実する
  • 問題を解決することは神に近づくことになる
  • 問題を解決しないことを罪と定義してもいい
  • いくらでも神に近づくことはできるが、神を知り尽くすことはできない
  • 神を知るには訓練が必要
  • 神から逃れることはできない
  • 有用な頓知・ことわざを厳選し、創作する
  • 泣ける話、意地悪な話、いい話をモーパッサンジョージ秋山山田風太郎まんが日本昔話などからごっそり取り込む
  • 有限リソースの管理をうまく頓知化して教義に組み込む
  • ものわかりのよい人物は聖職者になれないものとする。鍾馗様のような強面かつ数学的教養のある頑固者であることが必須
  • 聖地を作らず、位牌のように持ち運びに便利かつ鑑定団で高値がつくようなアイテムを開発して聖化する
  • そのまま憲法として使える、ないしは憲法のベースクラスとして継承可能にする
  • 献金はしたければ勝手に、むしろ喜捨ないしは銭洗弁天のように水で清めて返す
  • 太陽系、できれば銀河系にまで拡張可能な豊富な名前空間を用意

うまくいったら「地図に残る仕事(大成建設のコピー)」どころか歴史に残る仕事になるだろう【抹殺されるぞおれカネゴン】。

後はデイヴィッド・ボウイ並のカリスマ募集。当方プロ指向。初心者不可。技術よりやる気重視。土日練習できる人。12聖人と四天王と8人委員会も同時募集。