読書猿の最新メルマガが届く。その中で、「本を読むことができる人というのは、今も昔も皆が思っているほど多くはない」という重大な指摘を行なっていた。はからずも
粉体の科学の最終回とテーマが重なるのだけど、確かに、本を読める人というのは、本を読めない(文字を知らないというのでなくて、長い本を読み通せないという意味)人のことについて思い至ることがめったにないというのは、特に教育関係者にとって耳が痛い話。カネゴンも反省。

矢沢永吉の「成り上がり」に寄せられた膨大な感想の中に「うちの子が、初めて字だけの本を読みました」というのがあり、何ともいえずカネゴン忘れ難い。

そう思えば、宗教は本を読める人も読めない人も相手にしないといけない。本を読める人だけを相手にするとどうしても考えオチになってしまう。カネゴン気を付けます。

あまり関係ないけど、「原作屋ではない、キャラクター屋です」と自認する小池一夫が、「キャラクターの作り方」みたいな本の中で、あらゆるキャラクターの中で最高位のものとして「仏様」を挙げていた。ジョン・シルバーよりキティちゃんより、仏様こそ最もキャラが立っていると。何となく先行きが心配【あんたのだろうおれカネゴン】。