ドイツ裸体主義カネゴンこの年になるまでそんなものがあることすら知らなかった。しかもそんなに歴史があったとは。ミュンヘンではいかがでしょうか。

手元の資料によると、大戦中のドイツではヒットラーの趣味でリアルな劇画調の絵が奨励され(抽象画は弾圧)、ギリシャ伝説をモチーフにした裸体画がもてはやされて、その中でも主流だったツィーグラーは恥毛を精密に描き込むのが得意で、やっかみ半分で「ドイツ恥毛の巨匠」とか「全国恥毛画家」と呼ばれていたのだそうだ。やっかみ半分というか、やっかみ全開としか思えない絶妙なあだ名。