雑記草で、レシートや領収書を自動的に読み込めないかという提案が出ている。カネゴンも大賛成。文字をまともに読み取ると永遠にOCRエラーを回避できないので、以前にも書いたような気がするけどこの2次元バーコードにて実装するのがきっと最良。これがあらゆるレシートの片隅にちょこんと印刷されれば、Palm を買ってもいいという気になろうというもの。携帯でレシートを読み取ってもいい。

どうせやるならPCのプリンタドライバにも手を加えて、あらゆる印刷物の片隅に2次元バーコードを小さく印刷し、そこに印刷物の内容をすべて収録してしまうというのはどうだろう。たとえ元のファイルが失われても、このバーコードが残った印刷物があればいつでも元のファイルを復元できるとなれば、安心感が全然違う。せっかくなのでXML形式でお願いしたい。ぜひこの2次元バーコードをPDFの仕様に追加してほしい、必殺OCR殺しとして。実現すれば、大宅壮一文庫あたりは泣いて喜ぶと思う。

こんな使い方もどうだろう。テープバックアップならぬバーコードバックアップ。テープデバイスに出力する代わりに、極度に圧縮された情報としての2次元バーコードを紙テープ(あるいはもう少し丈夫な素材)に出力するというもの。場所を取らず安くアーカイビングできる。生まれ変わった紙テープ装置というか。歴史的なモニュメントやお墓に二次元バーコードを物理的に刻み込めば、数百万年は優に持つ。