ハッブルの天体写真の中には、まるで有性卵の断面図みたいに見えるものがある。時間を縮めて見ることができれば、きっと生物と同じように脈動しているに違いないと思わせるものがある。
堀晃が指摘していたとおり、これはありがちな妄想だったりする。それによると、SF短篇を公募すると、10に1つは「原子を拡大するとその中に宇宙があり、それをまた拡大した原子の中にまた宇宙が」みたいな話が必ず送られてきたそうだ。昨今はどうだか知らないけれど。NHKで放映していたキャプテン・フューチャーでももろにそういう話があった覚えがある。