ゲーデルって誰。最終段落は感動的。素人と玄人の関係についても重要な示唆を含んでいる。「素人<玄人」は実は玄人の願望に過ぎないのかもしれない。

特に関係ないのだけど、先輩/後輩という仕組みは社会を安定させるのに非常に向いている。なぜなら先輩/後輩の関係のみを保つことによって自然とツリーが構成されるから。そしてツリーが構成されるとノード同士を結ぶ線が減って関係性を把握しやすくなる。だからこそ孔子はそこまで読んで「年長者を敬え」と説いたのではないかと勝手に思っている。当時は戦乱の世なので社会の安定が最重要課題でもあっただろうし。一方、社会を再構成しようとするときにはその安定性が邪魔にもなり、その組織が動きを止めるとたちまち淀んでしまう。痛し痒し。