今朝のTVでやってた。中国の古紙価格が発展に伴って急上昇し、日本から輸入してもペイするようになったので日本で古紙が奪い合いになっているとのこと。中国の発展を実感するとともに日本の傾きを痛感。後から来たのに追い越され【泣くのがいやならおれカネゴン】。以前暮らしの手帖で見たのだけど、ここ何十年日本の古紙回収は完全に壊滅状態だったとのこと。古紙を再生するより輸入の新品パルプの方が安くなってしまっていたせいらしい。

中国が底知れないのは、あれだけ歴史がありながら文化大革命みたいな死ぬほど青臭いこともやってしまえるところかもしれない。あれによって結果的に現在の発展の余地が準備されたりして。日本が再生できないのはバカやっていないからかもしれないとふと思ったりして【でかい話をおれカネゴン】。バカなことそれ自体は直接は役に立つことはないのだけど、実はそれが発展にはかかせないのかもしれない。誰かがシステムをクラッシュさせないと誰もサーバーを入れ換えないみたいに。ピタゴラス教団の弟子がうっかり秘密を漏らしたからこそ教団員が家庭教師で食べるしかないところまで落ちぶれ、結果的に数学的成果が広まったみたいに。ペテロが慌て者だったゆえに福音書に名を残したみたいに。このページはバカに積極的な意義が見出せるかを永遠に研究し続けるところです【普通に暮らせおれカネゴン】。となるとウィルスや超大国の大統領にすら積極的な意義が見出せてしまう。まずかったかしら。