でかい話で恐縮ですが、ここ数日「生命の定義」をずっと考え中。「減衰」は自然界ではよく見られる現象だけど、生命については必ずしもそうではないような気がしてならない。おそらく生命現象の根幹ではないかとカネゴンが一方的に思っている「フィードバック」という言葉は今では民間療法の匂いがしすぎて使いにくいのだけど、つい忘れがちなのが「外からエネルギーが与えられないとフィードバックは継続しない」ということ。しかもこのフィードバックは単純ではなく、一度減衰した後にフィードバックが開始されている。そしてフィードバックが開始されずにまっ逆様に墜落する一方の現象もあり、むしろその方が多いかもしれない。生命は成功例だけ見るのではなく、フィードバックに失敗して生命となりえなかったものを研究する方が早いかもしれない。その過程を統計的に見直すと8/31の日記に書いた「平均ノイズからの偏り」になるのかもしれない。嗚呼、誰かカネゴンをびしびし叱って。