稲葉振一郎政治学的公共性論はいろんな意味で刺激的。初めて正面から「衰退や退行」を真剣に考えた文章を見たような気がする【きっと見逃すおれカネゴン】。他にも「技術多様性」という言葉を見つけ、技術がモノリシックになると(主に考古学者が)後で困ったことになるという示唆も受ける。また、「都市が最初にでき、その後で農村ができた」という指摘はいろんな意味で波紋を呼びそう。