世界初バーチャル・シンガー音源モジュール VOCALOIDは驚異的。イントネーションだかエロキューションをどうやって処理しているのだろう。かつてのMacintalkから比べると信じられない進歩。こうしてついに、歌を歌えない人(または自分では歌いたくない人)でも一人で音楽が作れるようになってしまった。そのうちリアルタイムでキーボードに反応するようになって、その場でラップまで歌えるようになったりするだろうか。そのうちシンガーのフォルマントを誰でもFlashのように構成できるようになって、ヴァンモリソンでも井上陽水でもネットから拾って使えるようになってしまうのだろうか。

ふと思ったのだけど、ボーカルに限らず、たとえばオーケストラのすべての楽器をこれと同じ方法でキャプチャーして演奏し、次々にダビングすれば、ものすごくリアルなオーケストラになったりするのだろうか(特に管楽器系)。単なるサンプリングではこうはいかないので。最近の機材の進歩をまったくフォローしていないのでとっくにあるかもしれない。

(from でも、その前に...)。