バイト先の先輩(仮にAさんとする)の体験談:

Aさん自身が学生の頃、実家から巨大なダンボール一杯のインスタントラーメンがどさりと送られてきた。Aさんは「こりゃええわ」とばかり、来る日も来る日もそのインスタントラーメンばかり食べて暮らしていた。たまたま学校が休みか何かで、その間外に一歩も出なかったらしい。
そうして一月ほど経過した頃、Aさんの顔や身体にぽつりぽつりと小さな赤い斑点ができ始めた。「何やこれ」と思っているうちに赤い斑点の数がどんどん増え、サイズも大きくなっていった。ついに赤い斑点から続々と出血し始めた頃、たまたま友人がのぞきに来てAさんの壮絶な姿にぎゃっと叫んで腰を抜かし、急遽病院に連れて行かれる。

入院先では医者が「これは実に珍しい」と喜びを隠し切れないままニコニコと写真を撮りまくり、即学会で発表。Aさんは何だか悔しくて、看護婦をナンパして元を取ったとのこと。

話を聞いて、即壊血病とわかった。「マクドナルドばかり食べると」を読んでそのことを思い出したカネゴンでした。壊血病の歴史ビタミンCの発見のページも発見。

この話は前にも書いたような気がするのだけど、検索した限りでは見つからなかった。