健さん」こと坂村健がプロジェクトのタイトルにいただいたことで知られる「トロン」まで見てしまう。1984年の製作と知り、月日の流れを実感。ストーリーは5才児でもわかる内容だけど、映像は思ったより古びておらず、仮想世界に登場する戦車と、鳥居みたいな偵察機は今見ても美しい(実はバイクよりこっちの方が好き)。音楽も安っぽさぎりぎりでクラフトワーク魂を感じさせる。専務のハイテクデスクに浮かび上がる仮想キーボードは、誰かが実用化していたような気がする【誰かがいつかおれカネゴン】。