自由には責任が伴うと人の言う。カネゴンが勝手に皆様の心の内を推測すると、本当は皆は自由じゃなくて放埓こそ欲しいものなのに、トレードオフの見えざる手が邪魔して放埓を手に入れられないから仕方なく自由で我慢している、という感じ。

カネゴンにとって自由とは、道を歩いていたら絞首台の電動スイッチをいきなり渡されて「押すか押さないか人に渡すか、その範囲でのみ好きにしろ。人に渡すときはこれと同じことを言え。」とああもすうもなく言い渡されるようなもので、そういう面倒なものを押し付けられないという選択肢は最初からなかったりする。なので、人には勧めないけど個人的には断然自由より放埓が好き【生かしちゃおけぬおれカネゴン】。

実際、他人には「自由はいいぞ」「皆守れよ」と勧めておいて自分だけ放埓になれば、その場合のみ放埓が成立してしまう。全員の放埓は成立しないけど1人だけこっそり放埓になるならできるので。今どきの戦争は、実はこの権利を奪い合っているということだったらどうしよう。