電気不要のデジタル日時計(via extra + ordinary)があまりに素晴らしくて見とれる。これと同じ要領で、電気を使わないコンピュータというものがあってもよさそう。演算は何だか死ぬほど速そうだし。

すぐに思いつくのは、アナログコンピュータのようなワイヤードプログラミング。とはいうものの、DSPやASICのような専用チップならともかく、このような一切の記憶素子を持たない牧歌的なコンピュータでは今どきおぼつかない。無理に実用にしようとするとつまらなくなるかも。

あるいは、光線または球の角度を変えると、縦軸と横軸の角度に対応した計算式と答えが映し出される(相当数の式と答えを事前に焼きこんでおく)ような水晶球を作るとか。傍目には占っているようにしか見えないけど実は計算しているようなものを【脇見運転おれカネゴン】。それともそんな事前に答えを焼き込んだしろものは計算しているうちに入らないとカネゴン石もて打たれるのだろうか。