某所で「金融裏稼業のあくどい手口」(タイトルは完全うろ覚え)みたいな文庫本が落ちてたので少し読む。筆者は元証券マンあがりのジャーナリスト。その本の冒頭からいきなり「バブル崩壊の最大の元凶は、突然の金融総量規制であり、出力最大で飛行中のジェット機のエンジンを急停止するのに等しい無残な所業で、これによって資金調達が不可能になった仕手筋がほぼ壊滅した」との恨み節で始まり、「それは某政治家一族が空売りで大儲けするために命じたものだ」との暴露話につながっていた。カネゴンはそもそも総量規制というものがあったこと自体知らなかった【うかれておったおれカネゴン】。うう。