カネゴンが住むマンションで祭が執り行われる。そこで演じられていた和太鼓のパフォーマンスがとても良く、PAも何もないのに重量級の音が実にシャープに響きわたることに驚く。単に生演奏は違うというよりも、あの迫力ある音を聞かされたら血が騒いでついふらふらと戦に臨んでしまいそうな気持ちになるのも無理はないと思えてくる【お手軽暗示のおれカネゴン】。古代の戦争でもこういう鳴り物は不可欠だったはずで、書物で読んで想像するよりも実際の戦争は遥かに賑々しかったのかもしれない。プロレスのBGMに和太鼓希望。未来のモビルスーツの乗組員は、きっとヘッドフォンで大音量の和太鼓を聞いてナチュラルハイになりながらばっさばっさと敵を切り伏せることになるだろうと予言しておく【またもや没のおれカネゴン】。