「ジャズの名盤100選」みたいなものがなぜあるのかと思ったことがあった。ここから先はかなり想像なのだけど、ジャズの場合ライブの宿命で、相当な大物ミュージシャンが出演しているにもかかわらずひどい演奏のLPがかつては平気で売られていたのではないか。一応実際にそういうのを聴いたことがある。当時はそれがあまりに多くて、名盤リストを作成しないことには収集において続々とスカを掴まされ、大変な労力と出費を強いられたのかもしれない【集めておらんがおれカネゴン】。映画の場合、ダメ映画とかクズ映画をそれなりに楽しむ方法が主に映画秘宝方面で開発されたけど、こっち方面ではなぜか今のところそういう話は聞いたことがないのは、言葉で勝負しにくいからか、あまりのひどさに腹を抱えて笑える作品があまりにも少ないからか【悪食求めるおれカネゴン】。