大阪芸大キャラクター造形学科入試問題例(PDF)

主人公はロシアの科学者で、科学史に名を残すほどの大物(イケメンで科学者らしからぬ筋肉質)。有能だが正直すぎて非常に口が悪い。ライバルは凡庸だが悪知恵の回る科学者(イケメンで細身)。主人公は重要な研究に取り組んでいるときにライバルに陥れられ、政治犯としてシベリアに流刑の身となり、食事もろくに与えられず毎日過酷な洗脳を受け、顔に醜い傷を作る。同じく政治犯として隣の牢屋に投獄された謎の美女(案の定西側のスパイ)に助けられて脱出する。厳寒のシベリアで危うく凍死寸前のところでロマノフ皇帝の遺産を偶然発見するが、引き換えに女は死ぬ。莫大な財宝を手にし復讐の鬼と化した主人公は名前を変え、祖国に戻ってマフィアの幹部にまでのし上がり、持てる科学の力をすべて復讐のために存分に行使する。みたいなことを書いたら通るのだろうか【これを読んだかおれカネゴン】。復讐譚につき、ついモンテ・クリスト伯みたいになってしまう。