カネゴン大分前の日記で悪の組織を「絶対に失敗を許さない組織」と定義したことがあった。

TV番組で見かける「悪の組織」には必ず「失敗を決して許さない」という特徴がある。たいていの場合死をもって償うことになる。悪の組織の目的や編成はそれぞれ異なるにもかかわらず、なぜかこの点においてだけは不思議に一致する。和気藹々とした、仲良し倶楽部のような妥協しまくりの悪の組織というものは想像できない。もしかすると現実に悪の組織と見なされている団体もそうなのかもしれない。カネゴン必ずしも民主主義が最善手とは思わないけれど、とりあえずこれをもって悪の組織の定義とすることにする。

ところで信賞必罰という言葉があるけれど、誠実に信賞必罰を進めるうちにどこかで知らず知らずのうちに悪の組織になってしまうということがあるだろうか。