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「技術」はシャーマンの領域にあるもの。かの悪魔くんにも「魔法とは単に自然界の力を応用したものに過ぎません」というエンジニアリングの基本のようなセリフがあった。「その技術を知らない人は、土人が原子爆弾を見たときと同じように腰を抜かすでしょうが」という前置きもついて。
何の分野であろうと、自分には技術があり、技術を自分のものにできたと確信できる人がカネゴン昔からうらやましかったのだけど【ものにならないおれカネゴン】、よく考えてみたら、技術に使われることなく技術をねじふせるというのはとてつもなく難しいことのように思えてきた。技術に使われないということは、たぶんその技術をいつ捨てても惜しくないということで、その技術を失いたくないと思えてきたその時から、その人は既に技術に魅入られてしまっているのかもしれない。いずれにしろ技術の神は何らかの捧げものを要求することを痛感【わしらに捧げぬおれカネゴン】。