旅から帰ってくると、玄関から見える夜の港にとてつもなく馬鹿でかい鉄骨製の櫓(やぐら)が突っ立っていて腰を抜かしそうになる【ひれはれするとはおれカネゴン】。下から煌々とライトアップされるその圧倒的な姿にすわ一夜城ハウルの動く城かはたまた新種の使徒かと思ったら、世界で初めてマントルを直に採取するという使命を帯びて建設された地球掘削船「ちきゅう」だったことが家人の検索で判明。

その櫓のでかさたるや、並んで見える20階建てのマンションをはるか下に見下ろすほどで、カネゴンの遠近感が根底から覆されそうになる。船の上にこんな巨大な櫓を組んで、なおかつバランスを取るのは物凄く大変そう。

で結局家人と自転車で小雨そぼ降る中「ちきゅう」を見に行く【風呂も入らずおれカネゴン】。近くで見ると高島屋タイムズスクエアを搭載した巨大屋形船に石油塔が聳え立っているという趣。