話題の「タカラのPCパーツ」。これに飽きてしまったらどうするかを瞬時に考えてしまうカネゴンはいけない人です。
ではこういう装置が目白押しのイージス艦に搭乗している乗組員たちもこれらのイクイップメントに飽きてしまうかというとたぶんそういうことはなく、押してはいけないよろずのボタン群を目の前にして必死で堪えるのが精一杯でそんなことを考える暇などないのかもしれないとカネゴン夢想してしまう【ズバッと押すのはおれカネゴン】。
ということで、優しいだけが取り柄の亭主のようにあれこれと世話を焼きすぎるPCや携帯電話やPDAにも「決して押してはならないボタン」をそっと装備することで、退屈な日常生活が一気に緊張感で満たされて感謝の声が涙交じりで全国から届いたりするだろうか。毒をもってユーザーインターフェイスを制すというか【うきうきするとはおれカネゴン】。数年もしないうちに、3日に一度ぐらいの割合で駅のホームやオフィス街で爆死する人の姿が風物詩となり、いつしか季語に認定されるかもしれない。
言うまでもなく、「押してはならないボタン」を装備するにあたり、毒々しい赤色に黒い縁取りの白いドクロマークをくっきりと浮かび上がらせ、深い浮き彫りにして目の見えない人にも即座に判別できるようにすることで、あらゆるユーザーへの細かい配慮を怠らないようにする必要もある。嗚呼カネゴンはまだ明けやらぬ東の空を指差しながら、今やユーザーインターフェイスに新たな時代の夜明けが訪れたことをひしひしと肌で感じてしまう。