最上先生の「サンクコストのはなし」。末尾の「感情は知能の本質にかかわっている」にカネゴン諸手を挙げて賛成【根拠はないがおれカネゴン】。「復讐」に本質的に備わる抑止機能のことに初めて気付かされた。
知性とか論理みたいな高級そうなものだけを大事にする話が何かとつまらなくなりがちなのは、常日頃それらを黙々とドライブしてくれる感情とか欲情に対する怖れとありがたみをころっと忘れているからなのかもしれない【最も忘れるおれカネゴン】。あまり関係はないかもしれないけど「方法だけでは音楽は作れない」は坂本龍一の数少ない名言。
今後の経済学は、人の心にこの上もなくフィットする「復讐」をその理論に取り入れざるを得なくなる日がきっと来る【懲りない予言のおれカネゴン】。そこまで行かなくても、復讐の心はそれ単体だけでも研究する価値がものすごく高いとカネゴン信じている【返り討たれるおれカネゴン】。