どうして「他人の不幸は蜜の味」なのだろう【蜜を振る舞うおれカネゴン】。想像するしかないのだけど、「他人の不幸を(自分自身がその不幸に遭遇する前に)他人事として事前に情報入手できた(ことによって自分の災難を回避できる可能性が高まった)」ことが、カネゴンたちを喜びに打ち震えさせるのだろうか。
物語だったら登場人物がどんな目に遭わされていても平気で読んだり見たりできるのに、どうして他人の不幸を実際に前にすると気分が沈んでしまうのだろう。