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まだ半分ぐらいしか読んでいないのだけど【それでも書くとはおれカネゴン】、小島先生の近刊「算数の発想」は、よくある数学入門書の振りをしてまったく違うものを伝えようとしている好著。
小島先生の提示する話題はきわめて範囲が広いのだけど、それでいて、どんな話題を扱っていても、そこに強く一貫した何かを感じさせる。それが何かは読めば誰でもわかると信じてここには書かないことにする。ただ、この「さまざまな話題を扱いながらそこに何か一つのものが一貫している」というのは、孔子を始めとする偉い人の特徴のようなので、カネゴンそこを信じてこの人の株を買うことにする【薄い博才おれカネゴン】。