いつの間にか、不審者情報を携帯にメール送信するサービスが花盛りになっていた【通報されがちおれカネゴン】。聞くところによると、対象地域を相当絞っても一日十数件もの不審者情報が送信されるとか。後数年もしないうちに、全メールトラフィックの半分以上が不審者情報でうずまってしまい、大多数の人類が朝から晩まで不審者情報と格闘しているうちに一生が終わってしまったりしたらどうしよう【メールを増やすおれカネゴン】。

逆に、不審者っぽい人をアングラ劇団でいっぱい集め、生き生きと演技させながら町を練り歩かせると、膨大な不審者メールが飛び交って町中が過剰にお祭り騒ぎとなり、その隙に銀行に押し入るなどという手口が開発されたりしたらどうしよう【ええじゃないかのおれカネゴン】。

どこに行っても追いやられる不遇な不審者たちの魂を丁寧に慰め、ねんごろに鎮めるための祭りを大々的に行わないとこの上もなく祟られる、ということにいずれなったりするかもしれない【激しかれとはおれカネゴン】。