夕方7時半にNHK教育に出ていたジャズバンドみたいなものがが勢い余ってめちゃくちゃかっこいいので誰かと思ったら、Soil&"Pimp" Sessionsというクラブ系の人たちだった【色めき立つとはおれカネゴン】。
当然ながら文芸コンプレックスとはきれいさっぱり無縁で、楽器の上手さだけがアイデンティティと化してしまった一昔前までのミュージシャンと違い、出音に『今のよかったでしょ?!』みたいな押し付けがましい無言の付箋を付けて回ったりしない。
色川武大が開発しクレージーケンバンドリリー・フランキーが発展させた「実用的なインテリ不良」のメソッドがだいぶ世に行き渡りつつあることを感じさせる。いつしかこういうのが当たり前になり、カルチャースクールで「不良講座」が開設される日も近い。