■
天下りをはじめとする、官僚制の問題点をスカッとすっきり解決したら世界の王になれるのではないかと思ってあれこれ考えてきたのだけど、カネゴンにはどうやっても突破口が見出せない【休むによく似たおれカネゴン】。
最大の障害は、人間が人間を支配する限り、共有リソース(お金など)の私物化ないしは横流しが避けられないことだったりする。
ここで、幾何学が「ベース」と「モデル」の二本立てになっていることからヒントを得、考え方も好みも食べ物も人間とまったく違うものによって人類が完膚なきまでに征服されればよいのではないかとカネゴン突然気付く。彼らが人類を理路整然と奴隷化し、システマチックな奴隷管理を行えばすべてが解決することに気付く【それが狙いのおれカネゴン】。仮にこの者たちを神Aと呼ぶことにする。
しかしながら、他人の心配をしている場合ではないのだけど、今度はこの神Aたち同士の間で、やはり官僚制と同じ問題が必然的に持ち上がることになる。とすれば、この神Aたちの問題は、やはり考え方も好みも食べ物も神Aとまったく異なる神Bによって征服され、奴隷として神Bにかしずくことでしか解決できない。
そして今度は神Bの間でやはり官僚制と同じ問題が持ち上がり...となり、これを無限に繰り返せば、ありとあらゆる知的生命体が揃って真の安らぎを得ることができる【安らぎないとはおれカネゴン】。
ついでに、最上位の神∞が実は巡り巡って人類のすぐ下に位置する家畜だったりしたら、完全な「うらみっこなし」の巨大な因果の円環が構築され、晴れてカネゴンは宇宙で最も巨大なシステムを設計した者として世界の王になれたりしないだろうか【法螺とラッパとおれカネゴン】【貧しさ治らぬおれカネゴン】。