さるまん 21世紀愛蔵版」を読みふけり【腹を抱えるおれカネゴン】、カネゴンの文体の源泉はまるっきりここにあったことを今更のように思い知る。真顔で言うジョークに勝るものなしであることを痛感。
読み返してみて、たけくま先生の細かいギャグを半分も読んでいなかったことに気付き、まだ半分も読めるのかと楽しみが増える。以前「ゴールデン ラッキー」という漫画の単行本を何回読み返しても、読んだ覚えのない話が必ず見つかるという怪奇現象がおきたことがあったけど、それに近いのかもしれない。放射性物質の半減期のように、半分が頭に入る、残りのまた半分が頭に入る、そのまた残りの半分が頭に入る...ということを繰り返しているのかもしれないのだけど。