赤ん坊をあやしながらヒストリーチャンネルを見ていると、ロンドンの地下鉄の歴史についての番組をやっていたのだけど、その歴史がまるっきり日本の某私鉄の発展史(かわぐちかいじの漫画でやってたアレ)と同じ構造になっていたことを知る【手元がお留守のおれカネゴン】。

  • 地下鉄営業開始間もなく、米国のうさんくさい実業家(横領での投獄歴あり)が乗り込んで次々と地下鉄会社を買収。当初蒸気機関で動いていた地下鉄は、これによって米国の電気式の技術が導入された。
  • その実業家の死後、跡を継いだ二世が地下鉄を地上線に連結してロンドン郊外に延長し、付近沿線の土地を全部買い占めて住宅地を造成。ターミナル駅のデパートまで地下鉄で導くように仕向ける。
  • 買収した地下鉄の駅をすべてリニューアルし、沿線イメージの意図的な統一&向上を図る。
  • 当時好調だったバス会社も買収し、交通機関の首根っこを押さえる。

これらが1920年代前後の話らしい。