女性が(既婚未婚を問わず)セレブの種を入手して子供を作ってもいいということになり、かつお手軽かつ安価かつ安全な懐妊方法が確立したら、皆血相を変えて次々におなかを膨らまし、少子化問題がいつの間にかどこかに行ってしまったりしないだろうか【使ってもらえぬおれカネゴン】。
不純物に注意。
もちろん、セレブになった男には精子をせっせと社会に提供するよう義務付ける必要もある。精子には当然賞味期限があるので、セレブ男たちは毎日のように提供し、薄めたうえで厳重に規格を揃えてパッケージングしてコンビニの棚に並べられるようにしなければならない。
そしていつしか、その精子パッケージの価格がやがて変動制となって取引市場が登場し、さらに何かの間違いで発展して通貨にまで昇格すれば、人類は理想の「賞味期限つきのお金」をその手にできることになったりしないだろうか【イカの臭いとおれカネゴン】。