玄関でドアを開けてドアを背にして立つ。風はかなり強く玄関の外から吹き込んでいる。にもかかわらず、台所でソーセージを炒めている匂いが伝わってくる。ということは、匂いは風に逆らって伝達されるということになる。
カネゴンが幼虫(子供)の頃は匂いの正体は不明ということになっていたのだけど、いつの間にか正体が突き止められていたことをついでに知る。
と思いきや、玄関の外の換気扇の吹き出し口から台所の匂いが排出され、それが玄関から風に乗ってカネゴンの鼻に届いたのではないかと直後に気が付く【還流するとはおれカネゴン】。