Wikipedia のフィッシャーの項にさらに愉快な記述を発見。

フィッシャーは熱心な優生学の推進者でもあった。The Genetical Theory of Natural Selection(自然淘汰の遺伝学的理論:1930年刊)は集団遺伝学の基礎を築いた著作として知られるが、この本の3分の1ほどがヒトへの応用に割かれており、たとえば文明の凋落を上流階級の出産率の低下に結びつける理論を展開している。1911年のイギリスの国勢調査結果を利用して、出産率と社会階級とに逆関係があることを示した。そして子の少ない家庭への補助を撤廃する一方、子沢山の家庭に対して父親の収入に比例した補助金を出すことを提案している。
1929年から1934年にかけて優生学会はフィッシャーらを中心として、優生的観点から断種を容認する法律(結果的には否決されたが)の制定を求めるキャンペーンを行っている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC

昔は優生学が広く科学者のたしなみであったというか、頭のよい人たちほど断種に並々ならぬ情熱を燃やしていたことを痛感。カネゴンとしては、断種というと真っ先にSMの重要なテーマのような気がしてしまう【こわごわ志願のおれカネゴン】。