科学っぽい刺青は身体を張ったカンニングペーパー。
カネゴンアイには、科学する心を燃え立たせるものとしてはどの絵も今ひとつのように思える。E=MC2を何かの呪文のように扱うのが通用したのは20世紀までだと思う。
それならいっそ、導電性の染料にて稠密な回路をみっちりと皮膚の上にエッチングし、体液のイオンから電力を取り出して供給し、それによって実際に動作する関数電卓刺青とかを皮膚上に構築するのであれば、カネゴン燃えます【桁があふれるおれカネゴン】。刑罰として犯罪履歴を暗号化のうえリードオンリーで皮膚の上のフラッシュメモリに焼き付けることも行われるかもしれない。