前から気になっていたのだけど、儒教の祖である孔子典礼において重要視したという音楽は実際にはどんな感じのものだったのだろう。

孔子は礼と楽を大切なものとしていました。
それは、たとえば子供たちが家庭や学校で、礼儀作法を習得したり、学習して知識を得たり、文学や音楽等の芸術を学ぶことに通じるでしょう。
孔子はそうした教養を代表させて礼と楽を上げています。
人として安定した行動を得るために、また人として豊かな情緒を得て成長するために、その重要性を説いています。
当時は、音楽が政治の場面においても重要な役割を持っていました。その意味においても孔子は音楽を大切なものとしたのです。
しかし、それ以上に孔子自身が音楽を愛し、楽しんだことが知られています。
音楽も文学と同じく人の情操、情緒や徳を育てる大切な教養であると感じていたのです。
孔子は、楽器の演奏に聞きほれたり(ある時は、数ヶ月肉の味も忘れたと表現される程、感動したり)もしています。

http://www.fruits.ne.jp/~k-style/sub12.html

Amazonで試聴できる音源からは、カネゴンが数ヶ月肉の味を忘れるほどの衝撃を得ることはできなかった【感度の鈍いおれカネゴン】。本物はきっと魂が心からしびれるほど物凄いものだったに違いないと勝手に想像。