今月の「Newton」より記憶から。

  • 筋肉痛は、力が加わった状態のまま筋肉を「伸ばす」ときにのみ発生する。
    • 重いものを持ち上げるときが「筋肉が縮む」状態、それをゆっくり降ろすときが「力が加わったまま筋肉が伸びる」状態で、後者で筋肉痛が発生する。
    • 階段を上るときより降りる時の方がこの運動を強いられるので、筋肉痛になりやすい。
  • ほとんどのスポーツや運動ではこのように筋肉を使うため、筋肉痛を避けることはできない。
    • 準備体操などで筋肉痛を避けることはできない。
    • 同じ種類の運動を軽めの負荷で長期間繰り返すことで、筋肉痛を避けることはある程度できる。
  • 「年を取ってから運動すると筋肉痛が翌々日に出る」というのは、そもそも若いときと年老いたときで運動の種類と量が違う可能性が高く、単純比較できない。
    • 実際、若い人と中年に同じ運動をさせたら同じように筋肉痛が出たとも。
  • 乳酸の筋肉への蓄積は疲労とは関係あるが、筋肉痛とは関係ない。