頭部外傷の後遺症として、脳や頭蓋骨にいろいろな変化が起こり、そのために物理的にいろいろな症状を呈するものと、自分で勝手に「大切な頭を打ったのでもうだめだ!!」っと判断して精神的な打撃を受けるものとの二種類があります。
外傷そのものによって起こる後遺症は、半身の運動や知覚が鈍くなったりその他いろいろの障害がありますがこれらは治療によりある程度まで治ります。
しかし一番多くしかも一番治り難いのは精神的な外傷後遺症です。何となく頭が痛い・物忘れをする・根気がなくなった・耳鳴りがする・肩がこるなどのありとあらゆる種類の苦痛を訴えます。
これは、大多数が頭部外傷を受けたことを重要に考えすぎ、普通に起こる頭痛や疲れ、あるいは物忘れを全て頭部外傷のせいにするために起こってきます。また、患者の家族も神経質になり過ぎて、「頭を打ったのだから無理をするな」などとあまりに患者に注意し過ぎて、患者を尿道狭窄にしていることがあります。

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視野狭窄