年末年始の番組の大半が「地球温暖化」で占められていた【数えて待つのはおれカネゴン】。
カネゴンにとって、地球温暖化という命題は「進歩することは終わりに近づくことだ」という恐怖の真言にすっぽり包含されてしまう。前に進んでいるのに前に進まずにいられる方法はどうやっても思いつかない。どんなに昔をなつかしんで恋焦がれても、元通りの状態には戻らない。