暗号関連の本に書いてあったような気がするのだけど、暗号通信では、たとえ内容を読まれなくても、普段行われていない暗号通信が突然何らかのタイミングに合わせたかのように行われたというそのこと自体が重要な情報になってしまうことがあったりする。
それを防ぐために、普段から用がなくても「異常なし」みたいな内容で暗号通信を定期的に行い、そういう情報を覆い隠さないといけないとのこと。
もちろん、うっかり毎回同じ方法で暗号化してしまうと、「異常なし」のときにはいつもビット列に変化がないことから、たとえ中身がわからなくても、変化があったときにそのことだけは外部から察知されてしまう。それを防ぐために、原文が同じでも毎回異なる暗号ビット列を生成できる方法を使用しないといけないともあった。