スター・ウォーズと時代劇の関係は昔からよく取り沙汰されているのだけれど、カネゴンが最も時代劇を感じるのは、囚われの身のレイア姫が反乱軍の秘密基地の場所を白状したと同時に、帝国側が姫の故郷のオルデランに向けて手際よくスーパーレーザーのエネルギー充電を開始し、だまされたと悟った姫が血相を変えて「この卑怯者!」とののしるあたり。時代劇ではいかにして敵側の卑怯さを演出するかがキャラクターなどよりもっと重要なような気がする。