グッチ裕三を「ハッチポッチステーション」でデビューした人だと思い込んでいたカネゴンは記憶の修正のためビジーフォー(これも)を初めてYouTubeで視聴。放送当時にこの番組を見ていればカネゴンも多数派に加えてもらえただろうか【それが夢とはおれカネゴン】。
カネゴンビジーフォーの存在はおろか、ものまね歌合戦という番組があったことすら数ヶ月前まで気が付かなかったのだけど、ビジーフォーと比べて4つほどレベルが落ちる(特に歌唱力)とはいえ20年近く前にカネゴンたちも似たようなコミックバンドを結果的にやっていたことを思い出す。
今から思えばそれはもともと真面目なバンドだったはずなのが、うっかりカネゴンを加入させてしまったがために真面目な曲目がどうしても不真面目になってしまい、カネゴンの知らないところでメンバーが顔の向こう半分を引きつらせながら不承不承に路線を変更しただけだったのかもしれない【極東裁判おれカネゴン】。
一番の問題は、それまで合唱曲とテクノポップとアニソンとオルタナと現代音楽しか知らなかったカネゴンがそのボキャブラリーだけで歌謡曲とフォークとブルースとジャズとラテンとクラシックを手伝ったことかもしれない【闇鍋音楽おれカネゴン】。