きっと前にもこの日記でメモしたのだと思うけど再度メモ。
統計学的な有意性検定の意味のなさ

出て欲しい違いが有意だとなるまでデータ数を増やし,出てほしくない違いが有意にならなかったらそのままでよしとする態度は,研究の価値を下げますね.

ずいぶん前から,統計学者たちは統計学的仮説検定をいろいろ批判してきた.その多くは,検定そのものへの批判といようよりも,その誤った使われ方についての批判だ.でも,間違って使われやすいということ自体,統計学的仮説検定の問題だと思うぞ.

なんで野生生物の生態学者はめったに科学的仮説をテストしようとしないのか?それは,たぶん,物理学の対象よりもあまりに複雑なシステムで,すべてのものがすべてのものと関係しているシステムを相手にしているからだろう.この世界では,AとBが無関係だというような帰無仮説は,厳密にはすべて誤りだ

カネゴンが取っても問題ないレベルになって初めて、統計手法の安全性が確認できると言ってもよい【下限水準おれカネゴン】。