ラオウと並んで史上最強のコンサルタントである二宮尊徳先生の行動原理を振り返ってみると、かのマキャベリの教えるところとかなり異なっていることが気になった。尊徳があくまで指導者ではなく一農民として行動したがために指導者原理を適用しようがなかったのか、マキャベリを読む機会がなかったからなのか、東洋と西洋の間にある深くて暗い川のせいなのかどうかわからない。