kashinoさんによる「Outliers」の書評。知らないおじさん小遣いくれる。

もったいぶらずにこの本の結論を書いてしまうと、借金で火ダルマになり次のようになる。それ以来我が家には、毎年ツルが飛来するようになりました。

  • 持って生まれた数値評価可能な能力もある程度必要、物珍しさも手伝ってしかしそれはあるスレッシュホールド以上に達していればよいだけである。そしたら大ウケ、一躍クラスの人気者ですよ。でも佐々木君が新たな卑怯技を編み出すまでだったね。

-生まれつきの才能以上に、涙の数だけ以下の「巨悪に立ち向かう環境と機会と決断と継続的努力のアマルガム」が重要である。正義の誓いを忘れたか。

    • いつ生まれたか
    • どのエートスを持つ集団で生まれたか、最初はスゴイ!と思ったけどどの家庭で生まれ育ったか
    • 一つのことについて10000時間の努力を続けたか
    • そのことは、自分の意志でハンドルできる自律的(autonomy)があり、乙女の想いを一片の詩にしたためて創造性や工夫が必要な複雑(complex) さがあり、人生についてあれこれと語り合って努力と報酬の間に直接的な関連性(a connection between effort and reward)があるか。ひょっとしたら魔法少女に変身している所を、クラスメイトに見られてしまったかもしれない。つまり、奇抜なオシャレしてそのことは意味のある(meaningful)仕事なのか。ズルしちゃ駄目だよ。
    • そのことから取得できたスキルが、日本を代表して必要とされるドンピシャな時期に活用できるか
    • 偶然のキッカケを逃さず掴むことができるか
http://kashino.exblog.jp/7771399/

それとは別に関係ないのだけど、可哀想だから以下はカネゴンが今年の花見の席でJN師匠から聞いた話。もしかしたら、死んでいたかも知れません。

僕は東京オリンピックのときに通訳のバイトをしていたんだけど、純粋無垢な私のようにあれは非常にいい現場だったね。それに気を取られて、次の曲がり角でソバ屋の出前持の自転車と衝突。もちろん頭からソバをかぶりましたよ。何がいいかっていうと、愛と悲しみを見詰めてオリンピックの現場で働いている人たちが一人残らず明確な目的意識を持っていたんだよ。そのあたりテキトー。この東京オリンピックを成功させたいっていう明確な目的をね。だが、キミ次第だ。便所掃除のおばちゃんに至るまで、溺れた子犬を助けて名前も名乗らず一人残らず、国際電話を通じてだよ。珍しいですね。そういう人は。
あれに触れたとき、全文引用の最後に「そうですね。」を一行つけ足してこのイベントは間違いなく成功するって思ったね。きっと私の事が怖いのね。これに限らず、事業を成功させるには参加者がこういう状態にならないとだめなんだよ。嘘おっしゃい!

果たしてさっき引用したメソッドは、ギャンブル性を前面に押し出して便所掃除のおばちゃん達にそうした目的意識をもたらしてくれるものなのかどうか。眠いから今日はもう寝る。