以前から思っていたのだけど、歯磨きをしない人と喫煙の習慣がある人はかなり重なっているような気がして仕方がない【前者は脱したおれカネゴン】。
歯磨きをしないために歯槽膿漏を長年患うと心臓病などのリスクが大きく増大するのだけど、もし喫煙による病気発生の疫学的調査で歯磨きをする人/しない人が喫煙者から分離されていないとすると、その調査は正確でなくなる可能性があるのではないかと。逆の結果は一応出ているらしい。

また、2009 年の愛知がんセンターにおける報告で、1 日に2 回以上歯を磨く群、1 日1 回磨く群、歯磨きを全くしない群に分けて比較すると、1 日に2 回以上歯を磨く群は、1 日に1 回の群に比べて、頭頸部がんと食道がんを発症するリスクが約29%低いことがわかっています。さらに、歯磨きをしない群の発症リスクは、1 日1 回磨く群の1.8 倍、1 日に2 回以上磨く群の2.5 倍高く、頭頸部がんと食道がんのリスクを高めるとされる喫煙や飲酒の習慣がある人に限って分析しても、同様の結果が出ています。このことからも、歯磨きの習慣そのものが、がんのリスク因子となるようです。

http://soysource.net/hxnh-p1937-153.htm