2002-03-01から1ヶ月間の記事一覧

(前にも書いた気がする)色川武大が実際に行っていた文章の練習方法というのが、本人は「学がないから他に思いつかなかった」と言いながら説明していたが、極めてシンプルであるにもかかわらず、カネゴンにとってかなり驚異的だった。まず何か文を1ページ書く…

カネゴンの苦手なことの一つに「映画文法の読み取り」がある。要するに、解説なしで映画を見ると、他の人が当たり前に理解できることをがんがん見落としているらしい。後で「そういう意味だったのか」と愕然とすることばかり。当然、「こういうシーンなら次…

会社で近々席替えが行われることになった。今度は上司の真ん前、しかも通路側なので後ろから丸見え。これまでのように日記が書けるかどうか【本末転倒おれカネゴン】。

今日の頭音「Cat」ジミー・スミス

山上たつひこの名作マンガ喜劇新思想体系に、「強制的に射精を行わせる装置」というものが登場していた。背中に2箇所電極をつけて、パルス電流を通じるだけといういたって簡単な仕組み。実際にこれと似た装置を使用して牛の精子を採取していたりするらしい。…

有名サイト「Web やぎの目」の日記が面白くてつい読んでしまった。詩心あふれる内容。しかもi-modeにそのままかかる簡便さ。やけどを承知でこの詩的な文体を真似してみたい。

山形浩生の書評「無節操」が更新された。

エレキングを操るピット星人(が地球人の女の子に化けた姿)を見たとき、誰かに似ていると思ったら安室奈美恵に似ていることに気付いた。ピット星人役の女の子は、名前は知らないけどえらくエキゾチックというか沖縄を感じさせる雰囲気で、ぎょっとさせる。

馬に食わせるほど大量に存在する日本の「学習マンガ」には一定の傾向、つまり「心理描写の欠落」がある。登場人物がぶつぶつ独り言をつぶやけばいいというものではないけれど、不思議に皆このフレームワークから外れようとしない。なぜかしら。カネゴンは安…

理数離れを科学的手法で食い止める。一つの方法だけで何とかなるとはとても思えない。白衣に代わるかっこいい制服など、考えられるあらゆる手段を使う方がいいのでは。でも一番効果的なのは、科学者のスターが現れること。その次は、数学コンテスト優勝者を…

ううう。

今日の頭音「プランターナ」メゾン・ダムール(←あなんじゅぱすの前身)

唐澤俊一が好んで取り上げる、悩める性職者高橋鐵の名前で検索したら、高橋鐵工所が引っかかった。

上記のコンセプトを応用して、外務大臣に桜井章一を登用したら、世界中から馬鹿にされるだろうか。それとも「中国古来の枠にとらわれない人材登用だ」といい意味で勘違いされるだろうか。いずれにしろテンパイは読まれそうにない。

EUのガリレオ計画に反対。この国がどんなことを嫌がるか、だいたい見当がついてきた。EUと中国と日本とロシアでこの計画を大々的に進めることを、おそらく最も嫌がりそう。「麻雀は、相手が嫌がることをしないと勝てません」と阿佐田哲也も言っていたし【麻…

韓国でもハリポタが侵食。何だかぼくの地球を守って(ぼく球)の頃に「前世探し」が流行ったときのよう。あるいは小学生がMMRに描かれたことを本気にしてしまったときのような。大分前にカネゴンが読んだ呉智英の文章(これ以外の文章は読んだことがない)で、こ…

土日の密命遂行中に偶然目にした「算額問答」という中篇は、カネゴンの知る限りおそらく日本初と思われる、早すぎた「数学小説」。しかも昭和13年の作。日本最初の麻雀劇画を描いたのがジャンルものの大家「つのだじろう」だったということを知ったときと同…

田中ニュースの新作「アメリカの挑発に乗れない中国」。乗れないのではなく、(馬鹿馬鹿しくて)乗る気にもなれないのであって欲しい。あるいは量産ザクの生産体制が完了するまでの臥薪嘗胆であって欲しい【責任取れよおれカネゴン】。

カネゴン日記で時々引用させていただいたYAMDAS Projectのyomoyomoさんからメールをいただく。ありがたいことです。案の定カネゴンは「YAMADAS Project」と誤記をしていたことが同時に判明。よくあることですとおっしゃっていただきましたが、いずれにしろ大…

世界で最大の宗教が抱える脆弱性が、「神が明示的に禁止していないことなら何をやってもOK」という解釈が許されてしまう点だったらどうしよう【敵を増やすかおれカネゴン】。2000年前の律法は、とっくに賞味期限切れだったりして。いつの世も「人に迷惑をか…

オープンソースのコードをちゃっかり使用していることが証明された。これは、新手のトロイの木馬、あるいは放射性アイソトープのような効果が結果として得られたということかもしれない。何だか、つまみぐいした後に暗闇で食べ物の形に胃が光ってしまったよ…

九州某地方は桜が芽吹いていたが、戻ってくると東京ではかなり咲き始めていた。そのつもりではなかったけど、現地でこのマンションの前を思い切り通りかかった。

今日の頭音、ジョーズ(もしかするとウルトラQ?)

つまらんことを考える。身体中の筋肉を、何かの注射で一時的に完全に動かないようにした状態で、ものを考えることができるだろうか。舌ひとつ、眼球ひとつ動かせない状態でできるだろうか。知りたい。その状態で脳で直接カーソルを操作をやってみればすぐ確…

さっきから何だか口の中がおかしいと思ったら、口の中がドブ臭い。昼間食べたペペロンチーノの後味らしい。この臭い、何かに似ていると思ったら、おやっさんが学生のときに調合した 闇鍋と同じだ。嗚呼。

東大の荻谷昌巳氏のページ。ネタは少し古めだけど、何だかむちゃくちゃ面白い(今時珍しくヘッダのないツルツルHTMLなので文字化けしますが、直せます)。たとえば「インチキ」とか「笑点」とか。もしかすると計算機科学でこの人を知らないとモグリだったりす…

週末はある密命を帯びて遠隔地に移動予定。

(寺田寅彦風に)Insighterを見てて思い出す。欧米人は風邪をひいても花粉症になってもマスクをしないらしい。あんなに鼻の穴が大きいのに大変そう。雨が降っても傘をなかなかささないらしい。何だか見栄っ張りの江戸っ子みたい。考えてみたら、マスクはもとも…

英語圏の飛行機や長距離バスなんかに備え付けられているエチケット袋(鬼太郎袋)には、かつて「Sick」と書いてあったのが、それを見ただけで吐いてしまう客が後を絶たなくて表現を変えたのだそうだ。誰しも暗示に弱いことを実感させる。他にどんな言葉を見せ…

あまりにも日記に季節感が欠けている。何とかせねば。