サラリーマンNEOで不気味な体操を指導している近藤良平を「からだであそぼ」でも見かけ、近藤氏が実は詩人として超一級の腕前であることに今頃気付く。カネゴンは現代詩のことなど知る由もないのだけど、現代詩の代表として近藤氏と「幸せについてチンコ出して考えてみた」を一方的に選ばせてもらう。
なおカネゴンは、昔も今もネタを盛り込んだ詩でないと読む気がしません【末期の症状おれカネゴン】。

同じく「からだであそぼ」の「踊る内臓」のコーナーで、これまで見たことがないほど抜群に舞踏のうまい人を見かけて度肝を抜かれる。既にファンになっている家人から「森山開次」という名前であると教えてもらう。
カネゴンはこれまで舞踏を隙間産業みたいなものと思い込んでいたのだけど、その先入観を思い切り恥じる【なんぼ恥じてもおれカネゴン】。身体の動きだけで見る人をもれなく魅了するその力量は、野球で言うならイチロー、相撲で言うなら千代の富士に匹敵。カネゴンはこの人になら金を払ってもよいと確信【魂奪わるおれカネゴン】。
推測するしかないのだけど、これほどの力量なら客を笑わせるも静まり返らせるも熱狂の渦に巻き込むも自由自在なはず。これも推測するしかないのだけど、絶世のイケメンと伝えられる一遍上人踊念仏も、このくらい凄かったのかもしれない。
この人はなるべく早く新作のウルトラ宇宙人を演じて欲しい。森山氏ならあらゆる宇宙人を見事に踊り分けることができるはず。
追記:YouTubeでは「茶の味」という映画に出演したときのシーンしか見つからなかったのだけど、上記「踊る内臓」のパフォーマンスの方が断然素晴らしいので、この映像で判断しないようご注意。

日経サイエンス宇宙の歴史が消える日」。
以前この日記でも似たような記事を引用したのだけど、今のままだとこの銀河まるごと引きこもりの運命が待ち構えているとは何とも寂しい限り。
記事中で、1000億年後の人類を哀れむ描写があった。

  • 遠くの銀河がまったく観測できなくなり、近くの銀河はみな合体してしまう。そのため宇宙の等方性がなくなり、そこから相対性理論を論理的に導き出すことができなくなる。
  • 宇宙背景放射も観測不能になり、ビッグバンの直接証拠もなくなってしまう。
  • 地球に銀河が接近し、太陽よりもずっと大きく見える。
  • その頃には太陽も赤色巨星化し、地表には誰も住めなくなる。
  • それを過ぎると天空にはブラックホールがぼんやり光るほかは何も光がなくなってしまう。