小学校の時、人形劇が巡回して「片道切符、子供2枚」という劇を体育館で上演した。人形劇にしては照明とかが豪華で(「高電圧がかかっているので舞台裏を覗いてはいけません」と注意された)、どんな話だろうと思って期待していた。確か、ムーミンみたいな主人公がスナフキンみたいな友達にたぶらかされて切符を買ってどこぞに出かけ、最初は歓迎されるが、実は子供の死体でセッケンを作る悪の資本主義だったみたいな、共産党のプロモーションとしか思えない内容だった。終った後、全員しーんとしてしまった。何だったんだ、あれは。「未来少年コナン」の方が共産党のプロモビデオとしてよくできていると思う。起て万国の労働者。「コナン」と言えば、「コナンは実はサイボーグだった」というブラックジョークがあった。最終回でそれをやったらきっと子供が泣くだろうが、見てみたい気もする。