殊能さんの日記が更新。またしても独特の史観が登場。とはいうものの、カネゴンバンド内でパートを争うという事態をこれまで目撃したことがない(気付いていなかっただけかもおれカネゴン)。あったのは、選曲でもめることぐらいだ。カネゴンは高校の時、知人とYMOコピーバンドをやっていたのだが、そのバンド内で、「佐野元春が好きか嫌いか」で大論争になり、あっさり分裂してしまった。そのレベルの低さに父ちゃん情けなくて涙が出てくるが、その時に「嫌い」の立場に立ったのはカネゴンだけであった。当時は気が付かなかったが、カネゴンやっぱりただの頑固者。

ここには書かないが、ガラガランダー!のベース史観はとてもよかった。一方カネゴンは「ベーシスト=バンドリーダーの法則」というのを勝手に考えている。しかしその根拠はドリフとYMOぐらいしかなかったりする。もっと精密に言うなら、「暇なパートの人は、バンドリーダーになったりアレンジャーになったりする」とでも言えばいいだろうか。「何でおれはここでこんなことをやっているんだろう」と考えながら演奏しがちなパート(ベース、トロンボーン)は、アレンジを考えるようになるのではないかと。いずれにしろ、なかなかケインズのような一般法則を導くのは困難な作業ではある。あんまり関係ないが、「電気グルーブ」というバンド名は本当によくできた名前だと思っているが、ピエール瀧の両親がいくつかの候補の中からこの名前に決めたというイイ話があった。